茨城の外壁塗装で使える補助金一覧
市町村別の条件と申請のコツ【2026年度】

外壁塗装は住宅リフォーム補助金の対象になることがあります。茨城県内の市町村別に、使える補助金の上限額・条件・抽選か先着か、そして「着工前申請」など失敗しないための申請のコツを、2026年度(令和8年度)の情報でまとめました。

最終更新:2026年6月

外壁塗装は安い工事ではありません。お住まいの市町村に住宅リフォーム補助金があれば、数万円〜十数万円の負担軽減につながります。ただし補助金は年度ごとに内容が変わり、予算枠に達すると早期終了します。さらに「工事を始める前に申請する」のが大原則で、契約後に気づいても間に合いません。このページで、茨城で使える補助金と申請の段取りを確認しておきましょう。

⚠ 補助金は年度・予算・募集時期が頻繁に変わります。本ページは2026年6月時点の確認情報です。申請前に必ず各市町村の公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。

外壁塗装の補助金、まず知っておく3つの前提

個別の制度を見る前に、茨城に限らず住宅リフォーム補助金に共通する大事な前提が3つあります。ここを外すと、せっかくの補助金を受け取れません。

① 必ず「着工前」に申請する

ほとんどの補助金は、工事を始める前に申請して交付決定を受けることが条件です。契約・着工してから申請しても対象外になります。「補助金を使いたい」と決めたら、業者選びと並行して早めに動き出してください。

② 予算枠があり、抽選または早期終了する

各市町村の補助金には年間予算が決まっており、申込が多いと抽選になったり、先着順で予算上限に達し次第終了します。例年4月頃に募集が始まるものが多く、年度の早い時期に動くほうが有利です。

③ 市内の業者での施工が条件のことが多い

「市内に本店・営業所がある業者の施工」を条件にする市町村が少なくありません。取手市のように市内業者だと補助額が加算されるケースもあります。地元の塗装業者を選ぶこと自体が補助金の要件になりうると覚えておくとよいでしょう。

茨城の市町村別 外壁塗装の補助金一覧

茨城県内で、外壁塗装(住宅リフォーム)に使える主な補助金を市町村別にまとめました。対象は外壁塗装が対象になる制度、条件付は断熱・遮熱塗料など条件付きで対象、要確認は2026年度の実施を各市公式で確認すべきものです。

市町村制度名上限・補助率外壁塗装募集形式
水戸市安心住宅リフォーム支援補助金工事費の1/10・上限10万円対象抽選(例年4月頃)
つくば市安心住宅リフォーム支援補助金工事費の10%・上限10万円
(税込50万円以上の工事)
対象上限到達時 抽選
土浦市住宅リフォーム助成制度工事費の1/10・上限10万円条件付
断熱・遮熱塗料のみ
抽選(例年4〜6月)
筑西市住宅リフォーム助成事業補助金工事費の10%・上限10万円
(20万円以上の工事)
対象申込多数時 抽選
取手市住宅リノベーション補助金工事費の10%・上限30万円
(市内業者+5万円等の加算あり)
対象(税込100万円以上の工事)
石岡市住宅・店舗等リフォーム支援補助金対象工事費(税抜30万円以上)の1/10・住宅上限10万円要確認各市公式で要確認

出典:各市公式(水戸市・つくば市・土浦市・筑西市・取手市は2026年度=令和8年度の要項を確認。石岡市は2025年度実績ベースで2026年度は要確認)。金額・条件・募集時期は変動します。

日立市・ひたちなか市・古河市・牛久市・守谷市などでは、本記事の確認時点で外壁塗装そのものを対象とする補助金は確認できませんでした。耐震改修・空き家活用・子育て世帯の住宅取得・移住支援など、別の枠であれば制度がある場合があります。お住まいの市町村の最新情報は公式サイトでご確認ください。

国の省エネ改修制度(断熱・遮熱)

市町村の補助金とは別に、国にも住宅の省エネ改修を支援する制度があります。外壁に関わるのは「断熱改修」の枠で、遮熱・断熱塗料や外壁の断熱改修が条件を満たせば対象になりうるものです。

みらいエコ住宅2026事業(現行)

子育てグリーン住宅支援事業の後継として2026年度に実施される国の制度です。窓・外壁・床などの断熱改修やエコ設備の導入で、リフォームの場合に補助が受けられます。交付申請は予算枠内の先着順で、原則2016年12月末以前に新築された住宅が対象です。ただし「外壁の断熱改修」が軸の制度で、一般的な外壁塗装がそのまま対象になるとは限らないため、断熱・遮熱仕様で検討する場合に業者へ確認してください。

出典:みらいエコ住宅2026事業 公式、先進的窓リノベ2026事業 公式。要件・予算は変動するため公式で要確認。

かつての「先進的窓リノベ2025事業」「給湯省エネ2025事業」「子育てエコホーム支援事業」などはいずれも2026年3月で終了済みです。古い記事やチラシの情報を現行制度と勘違いしないようご注意ください。

補助金を受け取るまでの流れと申請のコツ

多くの市町村でおおむね次のような流れになります。年度や制度で細部は異なりますが、共通する段取りを押さえておきましょう。

  1. 募集要項を確認:お住まいの市町村の公式サイトで、2026年度の制度の有無・対象工事・上限・募集時期を確認します。
  2. 業者から見積もりを取る:市内業者要件がある場合は対応できる地元業者へ。見積書は申請に必要です。
  3. 着工前に交付申請:必要書類(申請書・見積書・図面・住民票・納税証明など)をそろえて申請。交付決定の前に工事を始めないこと。
  4. 交付決定後に着工:決定通知を受けてから契約・着工します。
  5. 完了報告・補助金受け取り:工事完了後に実績報告を提出し、確定後に補助金が振り込まれます。

申請を成功させるコツ

  • 年度の早い時期に動く:予算枠・抽選があるため、募集開始の4月前後に申請できるよう逆算して準備します。
  • 補助金に慣れた地元業者を選ぶ:市内業者要件や申請書類に詳しい業者なら、手続きのサポートも受けやすくなります。
  • 市税の滞納がないか確認:水戸・土浦・筑西などで申請条件になっています。
  • 同一住宅1回限り・工事費の下限に注意:多くの制度で過去に利用した住宅は対象外、また一定額以上の工事が条件です。

見落としやすい注意点・落とし穴

  • 「補助金で実質無料」をうたう業者に注意:補助金は予算枠・抽選があり、必ず受け取れるとは限りません。受給を前提に契約を急がせる業者は要注意です。
  • 終了した制度の情報に惑わされない:窓リノベや給湯省エネの2025事業は終了済み。古い情報を現行と勘違いしないこと。
  • 一般塗料は対象外のケース:土浦市のように「断熱・遮熱塗料のみ対象」など、塗料の種類で対象が分かれる制度があります。
  • 着工後の申請は不可:もっとも多い失敗です。契約前に補助金の有無と申請期限を必ず確認してください。
補助金の対象工事や申請書類は市町村ごとに細かく違います。地域の制度に詳しい地元の塗装業者に相談すれば、使える補助金の確認から書類の準備までスムーズに進めやすくなります。

地元の塗装業者に相談する

補助金は「市内業者の施工」が条件のことが多く、地域の制度に詳しい地元業者が頼りになります。茨城県内のエリア別に、対応工事・保証・口コミで比較できる塗装業者をまとめています。

▶ 茨城県内 全エリアの塗装業者一覧を見る

よくある質問(FAQ)

Q. 茨城で外壁塗装に使える補助金はありますか?

市町村によります。2026年6月時点では、水戸市・つくば市・筑西市・取手市が住宅リフォーム補助金で外壁塗装を対象としており、上限はおおむね10万円(取手市は最大30万円台)です。土浦市は断熱・遮熱塗料が対象です。お住まいの市町村に制度があるか、公式サイトで確認してください。

Q. 補助金の申請はいつすればいいですか?

工事を始める前に申請し、交付決定を受けてから着工するのが原則です。着工後の申請は対象外になります。多くの制度は例年4月頃に募集が始まり予算枠で早期終了するため、年度の早い時期に動くのが有利です。

Q. 補助金は必ずもらえますか?

いいえ。各制度に予算枠があり、抽選や先着順で受給できないこともあります。「補助金で実質無料」と受給を前提に契約を急がせる業者には注意してください。

Q. どんな塗装でも補助金の対象になりますか?

制度によります。一般的な塗り替えが対象の市町村もあれば、土浦市のように断熱・遮熱塗料に限るケースもあります。国の省エネ改修制度(みらいエコ住宅2026事業)は外壁の断熱改修が軸で、通常の塗装がそのまま対象とは限りません。対象工事は各制度の要項で確認が必要です。

Q. 補助金の申請は自分でやるのですか?

申請者は住宅の所有者ですが、見積書や工事内容の書類は施工業者が用意します。補助金に慣れた地元の塗装業者を選べば、必要書類の準備や手続きのサポートを受けやすく、市内業者要件も満たしやすくなります。